こんばんは。
ラルドワーズの武丸でございます。
今日は『料理説明』について。
フランス料理店において、サービス及びキッチンスタッフが、
お持ちした料理をお客様に説明して差し上げることの重要性は、
他の飲食店と比べて大きいと思います。
それはやはり、他の料理と違って、フランス料理の場合、
食材の加工率が高いことが要因の一つに挙げられるでしょう。
フランス料理では、食材に手を加える工程が多く、
完成した時点で、元の食材の原形を留めていないことが良くあるからです。
つまり料理を運ぶサービス人も、そしてお客様も・・・
料理人の、製造過程を含めた『解説』が無いと、
自分が何を運んでいるのか・・・、またお客様も自分が何を食べているのかが
解からないことになってしまいます。
また、フランス料理では、日本では馴染みの無い食材であったり、希少部位であったりと、
普段の家庭の食卓では、なかなかお目にかかれないものを使用したりするので、
これまた、知識と説明が必要になってきます。
つまり、フランス料理店では『料理説明』が、料理の内容とともにとても重要なファクターの一つになります。
当然そこには、多くの技術が必要となり、またその習得には、多くの時間を費やされます。
次回では、私が実際に行っている『料理説明』・・・
そのノウハウの一端をご紹介します・・・
ちなみに私は、料理の説明が、どうやら大好きみたいです(笑)
P.S. 真鯛&シェフ・・・