(入荷した世羅の本州鹿を捌く藤井シェフ)
こんばんは。
ラルドワーズの武丸でございます。
私がラルドワーズで働きだしてから3ヶ月。
慣れないことはまだまだありますが、まあ、何とか形になってきたかな?とは思います。
そこで私は今、私自身が持つ本来のテーマである『地産地消』について、
この福山という土地を中心に据え、
そろそろ本格的に取組んで行きたいと考えています。
料理人が『地産地消』というテーマに取り組む例は、全国数多に存在します。
しかしサービス人がこのテーマに取組むと、どうなるんだろう?
というのがそもそもの発端です。
料理人は、食材の生産者を訪ね、触れ合い、
そしてその食材と格闘することによって、地域色に富んだ料理を生み出す・・・
非常にメッセージ性の強いものが出来上がるわけですが、
この流れの中に、サービス人が介在することによって、更なる相乗効果を生み出せるのではないか?
出来上がった料理をお客様に『伝える』ことの重要性を、改めて世に問いたいと思っているのです。
生産者の思い、料理人の思い、そしてお客様の思い・・・
グローバル企業が取組む『六次産業化』(第一次・二次・三次産業を、それぞれプラスし一元化しようとする概念)
とは一線を隔した、小規模店舗ならではの、内容の濃い、機動性に満ちた、そして皆が幸せになる仕組みを
創って行くことを使命として取組んでまいります。
その為にには、シェフの協力はもとより、来店されるお客様のご意見が何より重要です。
色々な仕掛けをを施す中で、その都度お客様のご意見を賜りながら、
さらに料理・サービスをブラッシュアップしていく・・・
お店とお客様が、スパイラル的に上昇していく過程が、イメージとして私の頭の中で膨らんできています。
これからは、現地取材等のアクションを起こしますが、
このブログを通して、皆様に進捗状況をご報告したいと思っております。
お客様・・・何か良い情報がありましたら、是非この武丸に教えてあげてください・・・
改めまして、今後ともよろしくお願い申し上げます・・・
それでは、おやすみなさい・・・
P.S. 下の写真は、藤井シェフの前足の肉球ではありません・・・愛媛のアワビです。